「ポケモン X・Y」のゲームシステムがさらに洗練。
「ポケモンマルチナビ」が便利すぎる

　筆者はこれまで，ほとんどの「ポケットモンスター」シリーズ作品をリアルタイムでプレイしてきているが，自分では，プレイヤー同士で対戦するためにじっくり吟味しながらポケモンを育てていくタイプではなく，1人でポケモン図鑑をコツコツ埋めながら，自分好みのポケモンを連れて，RPGとして物語を楽しむという，どちらかといえばライト層寄りのプレイヤーだと思っている。

　そんな筆者が本作をプレイしてまず感じたのは，「『ポケモン X・Y』以上にプレイヤーに優しい方向へ進化している」ということだった。懐古的なよさももちろんあるが，それだけではなく，「ポケモン X・Y」のゲームシステムが1年でさらに磨きをかけられ，隅々まで配慮が行き届いた作りになっていることが伝わってくるのだ。
　それを如実に感じられたのが，「ポケモンマルチナビ」の存在である。ポケモンマルチナビは通常，3DSの下画面に映し出されていて，ゲームを進めていくことで4つの機能が備わっていくものなのだが，その中にある「ずかんナビ」が実によくできている。

ポケットモンスター オメガルビー
下画面に映し出されているのがポケモンマルチナビ。右側の小さな画面をタッチして，4つの機能を切り替える
ポケットモンスター オメガルビー
ずかんナビは周囲に出現するポケモンの分布図を表示。最初はシルエットだが，捕まえるとちゃんと姿が表示されるようになる


ずかんナビが赤く光ったら，近くにポケモンが隠れている証拠。忍び足で近づいて画面を切り替えると，ポケモンのデータが表示される。データは距離が近いほど正確になる

　これはプレイヤーの周囲にどんな野生のポケモンが出現するのかが記録されていき，まだ捕獲していないポケモンが一目で分かるという，これまでにありそうでなかった機能を持ったものだ。また，本作では野生のポケモンの体の一部が草むらや水面上に飛び出していることがあるのだが，それに「忍び足」で近づいて，ずかんナビをタッチすることで，そのポケモンのデータを確認できるという機能もある。「忍び足」は本作から使えるようになった新しい要素。3DSのスライドパッドを少し“入れる”ことで，主人公がゆっくりと歩く。この状態で草むらから体の一部を出しているポケモンに接触すると戦闘に。特殊な技を覚えたポケモンも多いので気を引き締めて戦おう。
　これにより，それまで一部を除いてランダムでしか遭遇できなかった野生のポケモンに，種類や能力を把握したうで，任意に遭遇できるようになったというわけだ。ポケモンの個体差にこだわるヘビープレイヤーはもちろん，筆者のようにポケモン図鑑をコツコツ埋めていきたいプレイヤーにとっても革新的な新要素だ。

　また，ゲーム内のニュースを3DSの下画面で随時見られるポケモンマルチナビの機能「テレビナビ」も，個人的にはかなり気に入った。これはプレイヤーが大きなイベントをクリアしたり，ゲーム中に登場するテレビクルーの取材に答えたりする（インタビューへの回答としてメッセージを入力する）と，ホウエン地方のニュースとしてリアルタイムに伝えられるというもので，さらにすれちがい通信を行うと，ほかのプレイヤーのニュースも伝えてくれる。「ポケモン ルビー・サファイア」では街にあるテレビで楽しめた要素が進化したのだ。

テレビナビは，主人公に関連したニュースなどが常に流れている。すれちがい通信で，インタビューに答えたときのメッセージがほかのプレイヤーのテレビナビに流れることもある


　ポケモンマルチナビには，「ずかんナビ」「テレビナビ」のほかに，マップを確認できる「マップナビ」，「ポケモン X・Y」で実装されたPSS，ポケパルレ，スパトレが組み込まれた「プレイナビ」がある。テレビナビはほかの3つと比べると攻略面での意味合いは薄いのだが，かつて“テレビを持ち歩く”ことを夢見ていたアラフォー世代の自分が，ワンセグ携帯を初めて持ったときのような感慨深さがあった。

　上画面でのゲームの盛り上がりとはあまり関係なく，淡々とニュースが流れていく様子も何やらシュールで面白く，筆者はテレビナビの画面を開いてプレイするスタイルが定着している。ぜひ一度試してみてほしい。

ポケットモンスター オメガルビー
マップナビでは，ホウエン地方のマップと主人公の現在位置，街や道路の名前などを調べられるほか，ポケモンの分布図や，再戦が可能なポケモントレーナーの位置なども表示可能だ
ポケットモンスター オメガルビー
プレイナビには，ほかのプレイヤーとコミュニケーションできる「PSS（プレイヤーサーチシステム）」，ポケモンとふれ合える「ポケパルレ」，ポケモンを鍛えられる「スパトレ」といった機能がある

PSSを使えば、対戦や交換などを、ローカル通信だけでなく、全世界のプレイヤー相手に行える。「ポケモン X・Y」から備わった機能だ



Yボタンに登録できる道具は，「ポケモン X・Y」を継承して4種類登録可能。Yボタンを押したあと，十字ボタンで選べる



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